中学3年 探究Jr.Ⅲ
中3探究JrⅢ 海洋フォーラムin仙台にて課題研究発表!
1月30日(土),公益社団法人 日本船舶海洋工学会が主催した「第70回海洋教育フォーラムin仙台 私たちの海 ~海に学び・海から学ぶ~」において,中学3年探究Jr.Ⅲ大崎耕土学習で水生生物調査しているグループの代表が研究発表をおこない,ご指導いただいた先生方から大変好評をいただきました。
研究メンバー:菅原利玖,熊谷咲南,竹内雅樹,矢吹諒馬,吉田朋生
研究テーマ:「エビカニクスとはもう言わせない!~来たりしザリガニの時代in黎明~」
研究の趣旨:世界農業遺産に指定されている大崎耕土の水生生物の生態系を学習し,絶滅危惧種に指定されているシナイモツゴを守るため,外来種のアメリカザリガニが駆除されている現状を知る。ザリガニを食用として家庭に普及させることができれば,これからのSDGs(持続可能な開発目標)のひとつである貧困や飢餓の問題,海や陸の豊かさを守っていく問題等も解決できるのではないかとの考察を立てて探究活動をスタート。シナイモツゴ郷の会代表の高橋清孝様からアメリカザリガニをご提供いただき,いくつかの調理法をとおして,どのように調理したらおいしくいただくことができるか実食しながら探究。可食部が少ないことなど課題も多く,今後の継続した探究活動が期待される。
<生徒の感想>
○東京大学の北澤先生はじめ高校の諸先生方,高校生のみなさんの発表など貴重な意見をいただく機会になった。今後の参考にしたい。
○ザリガニを食べて研究発表の代表になるとは思わなかった。様々な話を聞く良い機会だった。
○練習の成果を発揮でき,堂々とした発表ができた。高校生の貴重な発表も聞けて楽しかった。
○海についての話を聞く良い機会だった。これからは海に興味をもって生活していきたい。
○目標をもって取り組むことができた。チーム全員が活躍できたと思う。
<発表スライドから> |
<エビチリに調理> |
<古川黎明中の研究発表> |
<東京大の北澤先生からの質疑に応答中> |
<他の団体の発表を聴講> |
令和2年度 中学3年 探求Jr.Ⅲ 「大崎耕土」フィールドワーク
9月30日(水)中学3年生が総合的な学習の時間の活動として,A~Eの5コースに分かれ「大崎耕土」フィールドワーク(校外学習)を行いました。
A【食に関する歴史と文化】
①美里町「鎌田醤油(株)」にて,味噌・醤油の歴史についての講話,蔵の見学
②鎌田記念ホールにて鎌田三之助展示室の見学
③品井沼干拓事業に関する見学
「鹿島台小~吉田川サイフォン出口~元禄潜穴入り口~おまん地蔵~元禄潜穴ずりだし穴~明治潜穴出口~明治潜穴入り口~吉田川サイフォン入り口~越流堤」
B【水生生物調査】
①大崎市鹿島台広長川で生物採集~観察
②「シナイモツゴ郷の米」の水田見学
③桂沢ため池にて,生き物学習会
C【水管理】
①大崎土地改良区での講話と大堰頭首工・内川遊歩道の見学
②鳴子ダムにて,操作室・ダム直下流等の見学
D【歴史・文化】
①内川の散策・岩出山城趾見学
②旧有備館の企画展示の見学
③岩出山大蔵流謡曲保存会との交流会
E【居久根聞き取り・生物調査】
①古川沢田上地区の居久根での環境調査及び植物標本の採集
②居久根宅での収穫作業等の体験
中学3年探求Jr.Ⅲ「大崎耕土課題研究発表会」
1/21(火)6~7校時,中学3年探求Jr.Ⅲ「大崎耕土課題研究発表会」が行われました。「水生生物調査」「食に関する歴史と文化」「水管理」「居久根聞き取り・生物調査」「歴史・文化」の各グループに分かれて調査とその課題の解決にあたりました。今回はその活動のまとめとして研究発表会を行ったものです。この中から代表5グループに,2/4(火)SSH課題研究発表会に出場する予定です。