部活動

自然科学部

天文班の電波による流星観測

 中学自然科学部天文班は,アマチュア無線の電波を用いて,流星の観測を行っています。コロナ禍の中,観測はもとより,機材のメンテナンスなど大変ですが,研究活動を継続しています。

 今年は,7月12日にオンラインでの開催となった,JpGU(日本惑星科学連合)ポスターセッションで発表しました。オンラインのiPosterによる発表は初めてでしたが,事前に解説用の音声を録音するなどして準備を行い,オンラインでのご助言をいただくこともできました。

 中谷電子計測技術振興財団のウェブサイトでも紹介されています。

 

左:観測機器,右:オンライン発表の画面

【報道】史上初!太陽系の外から来た彗星

 2019年12月24日,テレビ朝日「報道ステーション」の,特集『史上初!太陽系の外から来た彗星』で本校自然科学部の生徒の活動が紹介されました。

 テレビ朝日のWEbサイトにリンクしています。 

 以下記事より引用

 今、地球に近付いてきている『ボリソフ彗星』。観測史上初めて、太陽系の外からやってきた彗星ということがわかり、世界中の天文学者が注目している。宇宙の解明に一歩近付くかもしれないと期待が高まっているが、そのために重要なのは“アマチュア天文家”の存在だという。“観測史上初”の彗星を追う高校生らを取材した。

【優勝】ロボカップジュニア・東北ブロック大会

 令和2年1月4日(土) ,ロボカップジュニア・東北ブロック大会がアイーナ(いわて県民情報交流センター)会議室で行われ,中学生2チーム,高校生1チームが参加しました。残念ながら中学生は全国大会へ進むことができませんでしたが,高校生チームがLWで1位,4月24日(金)~26日(日)に,和歌山ビッグホエールで行われる全国大会に出場します。

 

 

【発表】第7回ダジック・アース研究会参加

 神奈川県横浜市三菱みなとみらい技術館で,令和元年12月25日~12月27日の3日間第7回ダジック・アース研究会が行われました。本校自然科学部生徒が参加し,ポスター発表を行いました。全国各地の科学館や研究・教育機関,企業の方々と交流,情報交換を行うことができました。今後の活動に生かしていきたいと思います。

 

 

【報告】ロボカップジュニア仙台ノード大会

 令和元年12月15日(日)日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター)で行われた,ロボカップジュニア仙台ノード大会(仙台)に,自然科学部が参加しました。

 Nipponリーグサッカービギナーズ,Worldリーグサッカーライトウェイト高校2年生,Worldリーグレスキューの3部門で1位,東北ブロック大会へ進みます。

 東北ブロック大会は,令和2年1月4日(土)に,岩手県盛岡市アイーナ(いわて県民情報交流センター)で行われます。

 

  

【報告】サイエンスキャッスル2019 東北大会

 2019年12月14日(土) 9:30〜18:00,富谷市成田公民館で行われた,サイエンスキャッスル2019 東北大会で中学校自然科学部がポスター発表(5題)を行いました。

 天文班の「流星電波観測における検知数(HROとVOR)の比較 」が,優れたポスター発表4題に送られる優秀賞をいただきました。

 

 

 

天体画像分析講座

 10月17日(木)宮城教育大学惑星科学研究室の学生が来校,中学校自然科学部の生徒に対し天体画像の分析について指導していただきました。分光観測の基礎知識として,光の波長と光源となる物質の関係について説明してもらった後,実際に,8月に中学生が仙台市天文台のひとみ望遠鏡を操作して撮影した天体画像を,コンピュータで処理し,解析する方法を学びました。

  

 

小学生向けロボットプログラミング講座

 10月17日(木)に,本校の中高自然科学部生徒21名が講師役を務め,市内の小学校コンピュータクラブ35名の児童を対象に,ロボットプログラミング講座を実施しました。全体を10グループに分け,それぞれロボットを制御するプログラミングを体験してもらいました。はじめて体験する児童も多いようでしたが,ねらい通りにロボットを動かすため,必要な動作の組み合わせに苦労しながらも,みな楽しそうにプログラミングに取り組んでくれました。今回の講座で様々な反省点もありましたが,中高生は多くのことを学ぶことができました。今後の活動に生かしていきたいと思います。

 

 

 

第7回サイエンスメンタープログラム研究発表会

 8月10日(土)多摩永山情報教育センターで開催された,第7回サイエンスメンタープログラム研究発表会で自然科学部高校3年生が参加・発表しました。「回折格子を用いた流星の分光観測」のテーマで観測・研究を続けた成果を口頭・ポオスターで発表し,優秀賞(15題の発表の中から4題)に選ばれました。

 サイエンスメンタープログラムは、中学生・高校生(メンティ)が自分自身で研究を進めていく過程で、大学教員などの専門家(メンター)の助言を受けることができるプログラムです。本校は,中・高自然科学部合同で取り組むことで,多くの流星を分光し,成果を上げることができました。今後も,継続して研究に取り組みます。

 

 

仙台市天文台観測体験

 8月2日(金)に仙台市天文台で,ひとみ望遠鏡による観測体験を行いました。当日は天気も良く,国内屈指の大きさを誇る口径1.3mの望遠鏡を操作して,ベガやアンタレスなどの恒星を分光観測し,データをとりました。

 これから,持ち帰ったデータをもとに,恒星のスペクトルの分析を行います。仙台市天文台の皆さん,ありがとうございました。